インデックスファンドを勧める理由

まず、最初に紹介するのはインデックスファンドが世に出たことについての談話です。

「1976年、まさか私が世界初の(個人投資家向け)インデックス・ファンドをつくることになるなんて、今でも信じられない… ファースト・インデックス・インベストメント・トラスト(現在のバンガード 500 インデックス・ファンド)の発明は、偶発的な面もあったが、確かに革新的だった。どんなに研究を重ねても、S&P 500インデックスに連動する投資信託のリターンを継続的に上回るアクティブファンドは存在しないという結論に至らざるを得なかった。」

この談話の中に彼の主張するエッセンスが詰まっています。世の中にはより良いリターンを求めて数多のアクティブファンドが作られていますが、長期的にみると市場平均、つまりインデックスファンドには勝つことができないということです。この考え方は、以下の2つの格言としても残されています。

「干し草の山の中から1本の針を見つけ出そうとするな。干し草の山自体を買え。」

「長期に渡って株式市場を幅広く保有することは勝者のゲームだが、株式市場を上回ろうとすることは敗者のゲームだ。これは常識だ。」

の2つのです。

比較的、短期間で高いリターンを得ることができる可能性があるのが個別株投資ですが、どの銘柄が上がるかを分析して予想するのは非常に大変な作業で、しかもそこに絶対は存在しません。そんな面倒な賭けをするぐらいなら、市場全体を買う、つまりインデックスに投資をしなさいということですね。