はじめに

景気拡張を示唆する、もう1つのグループ

ところで、今年の紅白歌合戦では、いくつかのサプライズを予想する観測記事が出ています。

たとえば、引退する森昌子さんに山口百恵さんがメッセージを出すのではないか、といったものです。あるいは、ソロ活動を始めた元キャンディーズの伊藤蘭さんが選出されるのではないか、というものもあります。伊藤蘭さんは今年9月24日にNHK総合で放送された『うたコン』に出場しています。

キャンディーズは1975年から3年連続で紅白歌合戦に3回出場していますが、彼女たちが出場した年末の景気局面はすべて拡張局面でした。

キャンディーズの紅白出場と景気

嵐が紅白歌合戦で歌った曲は「Happiness」など明るい曲が多い傾向にあります。キャンディーズが歌ったのは「年下の男の子」などです。嵐、キャンディーズともに、歌唱した曲調は明るいものが多いので、人々を勇気づけ元気にするという特徴があるように思われます。

2年連続の「災」を回避できるか

年末というと、12月12日に発表される「今年の漢字」も注目されます。台風19号などの自然災害が多かったため、今年も昨年に続き「災」が選ばれるのか、それとも盛り上がったラグビーワールドカップの和名の闘球に絡んで「闘」などが選ばれるかいろいろと想像されます。

また、改元にちなんで「令」「和」や、天皇陛下の研究テーマにちなんで「水」などが選ばれる可能性もあります。どんな漢字が選ばれるかで現在の人々のマインドを推し量ることができるので、注目しています。エコノミストとしては、2年連続して「災」になることは回避されることを期待します。