はじめに
固定費で支払い手段を変えられるものはない?
今は、現金で支払うよりもクレジットカードやコード決済で支払ったほうがポイントが付いたり、還元されたり、おトクなケースが多々あります。
また光熱費や一部の税金、個人年金、病院や薬など、クレジットカードで支払えるものも増えてきました。固定で払っている人にとっては大きな金額です。一部の公的な支払いはクレジットカードで支払えてもポイント対象外の場合もありますが、支払いに行く手間が省けたり、クレジットカードの明細で一括管理できるメリットもあります。
固定費の支払いを一度洗いだし、年の区切りに見直しを検討するのもいいのではないでしょうか。
通帳の記帳も忘れずに
キャッシュレス化が進み、数年前に比べてATMに行くことが減っているかもしれません。ましてや通帳を記帳するというタイミングもなかなかないですよね。たまに記帳してみたら、ないと思っていた預金があったという話も珍しくありません。最低でも年に1回は通帳の記帳をおすすめします。
また銀行の口座をネット管理しているのであればネット上で入出金管理ができますが、さかのぼれる期間が定められている銀行も多いので、できればデータを自分の手元にエクスポートする(書き出して保存)などしておいたほうが安心です。
便利な手段が増えているのはよいことですが、それによって支払い手段も持ち金もあちこちに散らかってしまい把握できない……というのは本末転倒。自分にあったものを見極める機会としても、年末年始に一度見直してみることをおすすめします。