はじめに
味噌汁パック
味噌汁に使いそうな具材を保存容器にまとめて入れて冷凍しておくのも便利です。茹でたほうれん草を1回分ずつラップして小分け。小口切りにしたネギを1回分ずつ小分けしてラップ。薄揚げもカットして小分け。これらを少し大きめの保存容器に入れておき、味噌汁を作るときはその中から冷凍してある好きな具材を取り出して、鍋にポンポンいれていくだけです。
野菜ではありませんが味噌も冷凍可能なので、味噌にかつおぶしを混ぜたものを1回分ずつラップして保存容器にいれ冷凍しておくのも便利です。
冷凍保存することで野菜の栄養価はどうなる?
野菜を冷凍したら栄養価はどうなるのか、気になるところだと思います。野菜は畑で収穫されてから、市場を経由し店先に並ぶまでの間にどんどん栄養価は下がっていきます。家庭にきて、1日2日と経つうちにさらに減っているのです。買ってきた野菜を3~4日後に食べるというのはさほど珍しいことではないと思いますが、栄養は日に日に減ってしまいます。
冷凍保存することによって、栄養の損失を減らすことができます。仮死状態というのがわかりやすいでしょうか、冬眠しているような状態なので、栄養の損失もゼロとは言わないまでもかなり少なくなります。
野菜を買ってきたら、すぐに使わない分は早いうちに冷凍保存してしまうことをおすすめします。
冷凍保存した野菜の使いきり目安
家庭で冷凍保存したものは、1ヵ月以内に使いきるのを目安にしてください。前述のように空気に触れさせないように冷凍してあれば美味しい状態で食べることができます。
冷凍保存は面倒そうに思えますが、習慣にしてしまえば手間はかかりませんし、長期保存が可能になるので買い物の回数も減ります。いつでも冷凍室に野菜があると食卓も豊かになります。
まずは「調理中に余分にカットして冷凍」する方法から試してみてはいかがでしょうか。