はじめに

めったに壊れないテレビ、買い替えの目安は?

テレビの買い替えを考えるのは、「故障してしまった」「大きいテレビが欲しい」「賞与が出るから買いたい」などのタイミングが該当するのではないでしょうか。

そのほかに、AV情報家電であることを考えれば、最新の画質や音質などの規格に適合したモデルが出るタイミングで考えるのもオススメです。少々のバージョンアップ程度であれば大きな影響を受けないかもしれませんが、新規格に適合できないがために、求めている品質・性能・機能などが満たされない場合もあります。そういう場合は買い替えを検討しても良いと思います。

最新モデルであれば基本的には従来までの商品よりも消費電力は抑えられ、その他にもデザインや操作性などが一新されています。まずは、家電販売員の方に「購入すべきベストなタイミング」を質問してみるのも良いでしょう。

オリンピック前にテレビは安くなるって本当?

これはよく聞かれますが、意外とそんなことはないかと思います。2020年7月から開催される東京オリンピック・パラリンピックに合わせて、大画面の4K映像で観戦したいという駆け込み需要は確かにあると思います。

しかしそうなると、家電ショップとしては値下げをしなくても売れていくわけですから、価格帯がさらに安くなるとは考えづらい状況になります。

各メーカーからも4Kチューナー内蔵のテレビが発売されたので、これ以上新規格を待つ必要もなさそうです。オリンピック直前の駆け込み需要の時期よりも早めの購入を検討したほうが、案外安く手に入ることもあるかもしれません。冬の賞与のタイミングなどもいいかもしれませんね。

テレビを使用するときに気を付けたいこと

まずひとつは、放熱用の通風孔を塞がないこと。また、周辺温度にも注意が必要です。あくまで目安となりますが、氷点下に達した環境や40℃を超える環境での使用は避けるべきです。

湿度も同様に注意しましょう。結露が発生しやすい場所での使用は控えてください。また、延長コードの使用も極力控えるようにしましょう。

電気が流れる距離が長ければ長くなるほど電圧降下が増加し、正しく動作できなくなり故障の原因となります。同梱されている電源コードは、延長コードを使わずにコンセントに差し込むようにしましょう。詳しくはメーカーホームページなどで確認してください。

いかがでしたか? “テレビを買い替えようと思っている”という人は、賞与が出たタイミングで一度家電ショップに足を運んでみるのも良いでしょう。より良い鑑賞環境で、2020年の一大イベント「東京オリンピック・パラリンピック」を思いっきり応援しましょう。

<構成/青山ネムリ>

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