はじめに

2020年前半の株式相場はどうなる?

では、なぜボーナスの伸びがその後の半年間の株価と関係するのでしょうか。

一般的に、給与などの雇用に関係するデータは景気などに遅行するといわれます。景気が良くなって、企業業績が回復してから、従業員に給料を配分したりするからです。

しかし、今回の結果は株価に先行するものでした。これは別の要因を考える必要があります。株式の需給サイドです。

近年は個人の株式投資が注目されています。ひと昔前と言えば、一部の富裕層や株に興味のある一部の人が個人投資家の中心でしたが、今では将来を見据えた資産形成としての観点からも株式投資が注目されています。そして、ボーナスの一部をこうした株式投資に向ける人も少なくないでしょう。

ボーナスの伸びが大きければ、ローンの支払いなど必要額を上回る余裕ができた分を株式投資に回していく傾向があるのかもしれません。今回の検証結果の背後には、こうした要因が考えられます。

さて、2019年の年末賞与ですが、全体ではマイナスの伸びという民間シンクタンクなどの予測が出ています。株価の先行きを見るうえでは、少し気掛かりなデータになっています。

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