はじめに

1on1のメリットは?

1on1の本やテキストによれば、以下のようなメリットがあると言われています。

コミュニケーションの活性化によるチームのパフォーマンス向上、タイムリーに相談ができる・報告を受けられる・対策を立てられること、部下の人となりを知ることができること、上司と部下の信頼関係が深まること、部下のモチベーションアップ……等。

Googleも、1on1の重要性を指摘。同社が行なった「プロジェクト・アリストテレス」という研究によれば、チームのパフォーマンスを上げる要素の中で最も重要なのは「心理的安全性」だといいます。心理的安全とは、「チームメンバーがリスクを取ることを安全だと感じ、お互いに対して弱い部分もさらけだすことができる」状態です。これを高める方法として、Googleは1対1の定例外の会話、意見交換、キャリアに関するコーチングのための時間を作ること、傾聴が大切だと言っています。

疑問視する声も

1on1を取り入れている職場では、賛否両論の声が上がっています。

肯定的な意見には以下のようなものがありました。

・1on1がなければ忙しい上司と話をする場が持ちづらいのでありがたい(30代)
・部下の考えていることや、人となりを改めて知ることができた(40代)
・どうやって目標を達成したらよいか客観的にアドバイスをもらえる(20代)

否定的な意見には以下のようなものがありました。

・上司(特に異性)と二人で個室にこもるというのは結構なストレス。(30代)
・部下から「ここだけの話」のような同僚の悪口も出てくる。制度が不信感を作るのではないか?(40代)
・本音で話せるわけがないので当たり障りのないことしか言えません。(20代)
・毎週30分も話す話題がないので、どうしてもプライベートな話題になってしまう。本当はあまり話したくないのに…。(20代)
・人によって時間の取り方や扱いが違った。1on1の上司と親しくなって、時間を延長してずっと話していた子がいた。仕事面でも明らかにひいきされるようになって、チームの和が乱れた。(30代)
・恋愛になってしまいそうな雰囲気があり不安。好意を持たれても、逆に変なことを言って嫌われても困る。(20代)
・話したことは秘密なはずなのに、後日、周りに知られていることがわかり唖然とした。(30代)