はじめに
さていよいよ降り口のインターに近づきました。するとナビから「降りるインターです」といったアナウンスが流れ、ここからハンズ・オンとなります。走行車線から減速車線への時はウインカーもハンドル操作も自分で行います。ただここでちょっと怖いと感じたのは本線から減速車線に入ったとき、すぐに制限速度の表示を読み取り、その速度まですぐに減速しますから、後続車がいるときなどは追突される可能性もあります。これまた先程述べた法改正によって危険性は減ると思いますし、幸いにして後続車がいなかったので問題はありませんでした。
このプロパイロット2.0のハンズ・オフは首都高速、そして有料道路(自動車専用道路)、そしてトンネルや急カーブなどではシステムが停止します。そしてこちらもBMWと同じように自動運転のレベル2で、あくまでも運転支援ですからドライバーは注意を怠らないようにしなければいけないのです。
インパネ上部の赤外線カメラで走行中のドライバーの顔の向きおよび目の開閉状態を検出し、ドライバーが前方を注視していないと判断した場合に警報を発するドライバーモニター。
まだまだ完全な自動運転までには時間もかかりますし、インフラ整備も法整備もより進めなければいけないのですが、今年はさらに進化し、より実情に則した新技術の登場を期待したいと思います。