はじめに

心配事のすべてを保険で備えるのはナンセンス

日常生活の中で心配事は、いろいろあります。

・病気になって入院したときの治療費はどうしよう。
・がんになったときに治療費はどうしょう。
・ケガで働けなくなった時の生活費はどうしよう
・子どもの成績が悪いが心配でどうしよう。
・子どもの学費が心配でどうしよう。
・もしも死んだときに残された家族が心配でどうしょう。

上記の心配事で、「子どもの成績が悪いので心配」という以外は、すべて保険商品を使って備えることができます。しかし、これらの心配事に対してすべて保険で対応しようとすると保険料はどんどん高くなります。

すべての心配事を保険でカバーしようとするのはナンセンスです。心配事にはキリがありません。終いには毎月の保険料が高すぎて、生活費が心配ということになります。

医療保険は必要度の低い保険?

生命保険というのは、「もしもの時の経済的なリスク」をカバーするものです。しかし、心配し過ぎで、ムダな保険をかけていることが実に多いのです。

経済的な損失が大きくて、自分の力(貯蓄)ではカバーできないことに対して、保険はとても役に立ちます。しかし、経済的損失が小さくて、自分の力(貯蓄)でカバーできるのであれば、保険は必要ありません。

たとえば、医療保険がそうです。病気で入院をしたとしても、それほど自己負担は多くありません。なぜなら、健康保健で自己負担は3割ですし、高額になった場合にも、高額療養費制度があるので、一般的な収入の人は、月額9万円くらいしかかかりません。医療費に関しては、余裕資金が20万円ぐらいあれば、心配しなくてもいいでしょう。

また、がん保険も実際には他の病気と治療費は変わりませんから、治療費の心配はいりません。しかし、治療のために働けなくなることがあるので、就業不能保険は必要な場合があります。

介護保険も、基本は貯蓄で考えるようにして、貯蓄が少ないようでしたら保険を検討するのはいかがでしょうか。