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人手不足で脚光、日本のサプライチェーンを変える“名脇役銘柄”3選

供給網の効率化で先行

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人手不足やそれに付随するコストアップは、サプライチェーンの主役であるメーカーや小売事業者の課題となっています。サプライチェーンを支える卸売事業者や物流事業者といった中間流通事業者も同様の課題を抱えていますが、その一方で現在の環境は彼らの存在感を高めるチャンスでもあります。

顧客であるメーカーや小売事業者のコストアップという課題の解決に資する取り組みが実を結べば、中間流通事業者はその存在価値が向上すると考えるからです。今回は、こうした取り組みを先取りする、注目の“名脇役銘柄”を探ってみたいと思います。


コストコントロールに苦戦する小売業

物流費や人件費を中心とするコストアップの影響を受けて、小売業の利益率は停滞しています。サプライチェーンの主要プレイヤーを製造業、卸売業、小売業の3者と位置づけて、経済産業省「企業活動基本調査」で利益率の推移をみると、2015年以降の小売業の営業利益率は製造業や卸売業に比べて伸びていません。

営業利益率

小売業の営業利益率低下の要因は、売上原価率の上昇にあります。従来、小売業は、卸売業や製造業といったサプライチェーンの川上の事業者に対し、発言力が強いポジションに位置していました。しかし、そのパワーバランスがやや崩れ、川上の事業者のコストアップを受け入れざるを得ない状況にあるため、と推測されます。

原価率・販管費率

また、売上原価率の上昇を受けて、自助努力による販管費率の低減を図ろうにも、人件費を中心としたコストアップの影響は避けられません。それゆえ、原価上昇をカバーするほどの成果はあげられていないのが現状です。

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