はじめに

今の収入で子どもを育てられるのか?

子育てを考えるとき、お金のことも大切ですが、同時に夫婦の年齢を考えることも重要になります。夫婦の年齢が上がるほど、子育ての終了年齢が上がります。

現在は、夫39歳、妻36歳ということですが、今すぐに子どもを授かり1年後に出産するとして夫40歳、妻37歳からのスタートです。子育てに22年間かかるとすると、子育て終了時は夫62歳、妻59歳になります。

実際、子どもを欲しいと思ってもすぐに授かれるとは限りませんし、子どもの進路によっては22年間で子育てが終わるとは限りません。それを考えると、あまり悩んでいるタイミングではないのかなと思います。

いまの貯蓄額のペースを考えると、医学部や薬学部などはともかくとして、一般的な大学であれば国立・私立問わず、文系でも理系でも進学させてあげられそうですよね。お金のことをあまり心配せずに、子育てへと一歩前進してみてはいかがでしょうか。

産休・育休中に妻の給与が止まっても、産前産後休暇中には出産手当金、育休中には育児休業給付金がもらえます。通常の給料よりも支給額は少なくなりますが、どちらも非課税ですし、休業中の社会保険料の支払いは免除されているため、手取りベースではさほど減額しません。そのため、「思ったほど生活は大変じゃなかった」という人が多くなっています。

夫婦ともに残業が少なく、休日出勤や転勤などもない職場ということですから、職場的にも子育てには向いていると思いますよ。

この先、マイホームは持てるのか?

マイホームについても、過度に心配する必要はありません。頭金としては一般的に物件価格の2割を用意したい、と言われていますが、その程度の頭金はすでに用意できています。

マイホームも、購入年齢が上がるほど高齢になってもローンを払い続けることになりますから、あまり決断を遅くするのは得策ではありません。ただし、子育てに入って妻が仕事を辞める可能性が高い場合には、購入できる物件価格が変わってきます。

世の中全体の流れとしては、出産後も夫婦ともに働き続けて夫婦で子育てする家庭が増えており、国としてもそれを推し進めているので、その流れに乗るのが自然だとは思いますが、体調面の心配や子育て方針として、辞める可能性も考慮したいということであれば、出産して無事に職場復帰してから家を購入するという選択もアリでしょう。

貯蓄を続けて頭金額を増やし、ローン返済期間を短めにできれば、購入が遅くなっても老後にしわ寄せはいきません。

「お互い子どもができたら、お小遣いが半分以下になっても構わない」と考えているほど、実は子どもへの想いが強いご夫婦です。準備期間は7年と、もう十分取りました。怖がらず、安心して一歩進んでみてください。