コロナウイルスの影響で、子どもは休校、夫は在宅勤務。そうなると、妻も負担が増え、キリキリしがちです。今までの生活パターンが崩れるとき、家族にも軋轢が生じているようです。


夫がピリピリしてしまって

夫がリモートワークで家にいるようになって、「本当にうんざりです」と言うのは、ユウコさん(40歳)。結婚して10年、9歳と6歳の子がいます。彼女自身も、今はパートの仕事を休んでいる状態。

「下の子を保育園に送って、上の子を勉強させて。夫はその間、夫婦の寝室に机を置いて仕事をしていますが、上の子がちょっと騒ぐと部屋の中から『うるさい!』と言うので、家庭の雰囲気が悪くなっています」

毎日、会社に行って仕事をしていた人が突然在宅で仕事をしようと思っても、なかなかむずかしいようです。

「そもそも夫自身が“仕事モード”になれないんでしょうね。もともと彼にとって、家はくつろぐ場ですから。そこで急に仕事にとりかかるのは無理がある。それはわかるんだけど、自分が仕事に集中できないからって子どもを怒鳴るのはやめてほしい。子どもだってストレスを抱えているんですから」

さらにユウコさんが嫌だなと思うのは、毎日、昼食の支度をしなければならないことです。子どもとふたりきりならそれほど手間もありませんが、夫がいるとなると日々、負担が増えていきます。

「だからお弁当を作ることにしたんですよ。そうすれば夫も寝室で食べてくれるかなと思って。だけど夫は昼になるとリビングに出てきてお弁当を食べる。お茶をいれろだのコーヒーがいいだの、自分は口を動かすだけ。体を動かすのは私です」

あげくの果てに、子どものおやつを見て、「それ、いくらしたんだ」と言い出す始末。

「今まで家計は私に任せていたのに、家にいることで私や子どもたちはふだん何を食べているのか、気になり始めたんでしょうか。夫の意外にセコい一面まで露呈して、それもうんざりしている要因のひとつです」

会社員の夫が突然、毎日家にいる。これは主婦にとって恐怖の時間なのかもしれません。