はじめに

3月いっぱいは無料で提供するサービスも

本来は初期費用14万円、月額3万円のサービスを、3月いっぱいは無料で提供するという会社も現れました。「イベントス」というサービスを提供している、イベントアプリ開発のbravesoftという会社です。

このサービスは、企業の展示会などのイベントをサポートするアプリ。会場内のフロアガイドや、人気ブースの待ち時間を知らせる機能、イベント後のアンケートの実施・分析機能などを搭載しています。

企業の展示会は定期的に実施され、次の展示会が開催されるまでの間は、会社のホームページ上で直近に開催済みの展示会のコンテンツを公開していたりします。こうした点が月額料金制に馴染むようです。

今回はライブ配信機能も付加したうえで、ひとまず3月いっぱいは無償で提供するといいます。この会社にとっては、サービスの採算よりもイベントそのものがなくなってしまうことのほうが重大な問題。無償提供することで使ってもらえて、サービスの有用性に気付き、有料に戻った時に利用してもらえるユーザーが現れることも期待しているそうです。 

イベントの多様なあり方を模索するきっかけに?

ほかにも、投げ銭機能のついたライブ配信者向けツールを無料で提供することを宣言したZEROUMがメディアでも取り上げられて有名になりました。このように、記者発表をしたい企業にとって使い勝手がよさそうなサービスが相次いで登場しています。

リアルイベントは、製品をその目で見て実際にさわったり、新サービスを体験してもらうところに有効性が発揮されます。今回、企業は不本意な形でイベントの中止を余儀なくされているわけですが、動画配信サービスによってバーチャルならではの効果の発見につながる可能性もあります。

新型コロナウイルスの感染拡大は、社会全体が発表会や展示会の多様なあり方を模索するきっかけになるかもしれません。

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