はじめに

オンラインでの申請は、世帯主のマイナンバーカードが必要

オンライン申請は、郵送方式よりも早く受付開始している自治体が多くなっています。では、オンライン申請の手順を説明します。

(1) 世帯主のマイナンバーカードを準備する
マイナンバーカードは、2020年1月20日時点の普及率は15.0%。まだ持っていなければ、この機会に作るのもいいかもしれません。ただし、作るには1ヵ月程度かかります。

(2) マイナンバーカードの読み取り可能なスマートフォンか確認
申請には、マイナンバーカードを読み取る必要があります。スマートフォンでの申請であれば、読み取りができる対応機種かどうか確認しましょう。パソコンからの申請なら、ICカードリーダが必要です。
※iPhone・Android対応機種:マイナーポータルを参照

(3) 振込先口座確認書類の画像を準備する
金融機関名、口座番号、口座名義人がわかる、通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面をカメラやスキャナーで読み取っておきます。

(4) マイナポータルAPをインストールする
iPhone、Android、パソコンそれぞれのアプリが用意されていますので、「マイナポータルAP」を検索してインストールします。

(5) マイナポータルにアクセスして申請開始
マイナポータルの「ぴったりサービス」から申請します。画面の表示にしたがって必要事項を入力していきます。振込先口座を入力しますが、振込先口座確認書類のファイルの添付も必要です。3で準備した画像をアップロードします。

(6) 署名用電子証明書の暗証番号の入力と、マイナンバーカードの読み取り
電子署名の付与に同意したら、マイナンバーカードを作った時に設定した、署名用電子証明書の暗証番号を入力します。

マイナンバーカードの読み取りは、スマートフォンなら写真を撮る要領と同じです。パソコンの場合はICカードリーダが必要です。以上で申請は完了です。受付番号を保存しておきましょう。

(7) 振り込みを確認
郵送方式と同時に、自治体によって振込時期が異なります。確実なところは各自治体への問い合わせになりますが、一般的にオンライン申請のほうが早く手続きが進むようです。

マイナンバーカードを利用することで、オンラインで申請ができます。感染拡大防止のため、外出自粛の時期でも自宅で申請ができるので、積極的に利用したい方法です。

マイナンバーカードの普及率は決して高いとは言えませんが、作っておけば今後も便利になります。2020年9月からはマイナンバーカードで最大25%還元の事業が始まる予定ですし、2021年3月からは健康保険証として利用することもできる予定です。

[PR]NISAやiDeCoの次は何やる?お金の専門家が教える、今実践すべきマネー対策をご紹介