はじめに

"快適な仕事環境"への違和感

とはいっても、人間の身体に合わせた快適な椅子や机は存在するわけです。それを買った方が間違いなく生産性は上がる! という反論をしたくなるでしょうが、ここでネックになるのが人間の集中力です。

多分、2時間以上は続かないと思います。私は2時間が限界です。その時は腰も若干疲れていますが、何をやるかといえば、寝てしまうのです。布団の上で本を読んだりニンテンドー3DSを15分ほどやって身体を休めるとともに、気分転換をする。

そうすると、15分後には再び普通にオフィスワークができるようになります。残業時間が減ったり、リモートワークにより成果が下がった結果給料も下がった方などはこの時期、出費を抑えることを心掛けなくてはいけないのに、「快適な仕事環境を作る」ということで余計な出費をしてしまったのでは。

会社がその分を出してくれるようなホワイト企業であれば万々歳ですが、世の中そんな企業ばかりではありません。

そして、コロナ禍終了後、果たしてその机と椅子がどれだけの価値を生み出したかは冷静に分析した方がいいと思います。何しろ「環境が充実していないから自分は仕事ができない」なんて問題意識から買ったわけです。しかし、劣悪な労働環境なんてもんは、出張先やら移動中などいくらでもあるわけで、その時々にいちいち文句を言っていたか? 特に文句を言っていなかったのであれば、多分自宅もあまり問題なかったとも思います。

何が言いたいかといえば、仕事人たるもの仕事の不具合を「環境」のせいにするのではなく、「自分の能力・心構え」のせいにした方が能力は高まりますし、「できない言い訳」をしないで済むんじゃないかな?ということです。