はじめに

新型コロナ医療支援には2億円

さらに、最近では、新型コロナウイルス感染症に関わる医療関係者を支援するため、特設サイトも開設されました。サイトには15各府県が参加し、各知事が顔写真付きで寄付を呼びかけます。例えば大阪府の吉村洋文知事は、「新型コロナウイルス感染症の最前線で活動する医療従事者等の皆さんを支援するための基金です。ご協力をよろしくお願いいたします」と訴えています。

このサイトを通じては、1ヵ月も立たずに2億円以上の寄付が集まったそうです。この寄付金は、医療従事者や病院への支援金、感染防止対策などに使われています。

このような支援型のふるさと納税は、自治体に直接行うこともできますし、ポータルサイトを通じて行うことも可能です。欧米に比べて、日本は寄付文化が乏しいと言われてきましたが、ふるさと納税制度により、本来の意味での寄付文化が根付き始めているのかもしれません。

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