はじめに
高度な治療になるほど費用も高くなっていく不妊治療
不妊治療の費用や助成金は次の通りです。
不妊治療は、一般不妊治療のタイミング法からスタートして人工授精、さらに特定不妊治療である体外受精・顕微授精へと治療の段階がステップアップしていくのが一般的です。不妊の原因や個人の状況、各病院によって治療費は異なりますので一概にいくらかかるとは言えませんが、体外受精からは保険医療の適用外となり回数を重ねていくと治療開始からの総額は100万円を超え高額となっていきます。どの段階で妊娠するかによって家計への影響も異なりますが、治療を後押ししてくれる国のサポートもあります。
体外受精と顕微授精は「特定不妊治療」と呼ばれ、国から助成金が出ます。なお、お住まいの市区町村によっては不妊検査や、一般不妊治療などへ独自の助成制度を設けているところもありますのでホームページなどで確認してみてください。
ここから相談者様の希望のライフプランを盛り込み人生の三大資金を整理していきましょう。
余裕をもった資金計画と繰上げ返済の準備
マイホームの資金計画は4,500万円を全額ローンで借入れ35年返済していくというものですね。金利は変動で0.45%ですので1か月あたりの返済額は約11万6,000円となり住居費は今より4万円ほど上がります。今のところ変動金利は0%で推移していますが予想に反して金利が上昇していく可能性もあります。頭金を入れて借り入れ金額を減らすなど余裕を持った資金計画をお勧めしますが、全額借り入れであれば金利上昇に対応できるよう資金準備をしておきましょう。
変動金利の場合、半年に一度金利の見直しがありますが、1か月の返済額自体は5年間据え置きとなっています。例えば5年後に金利が1.0%に上昇した場合、返済額軽減型で300万円を繰上げ返済すると毎月の返済額はほとんど変わらずに済みます。
次に教育資金と老後資金について考えてみましょう。