はじめに

適当と完璧のメリハリをつける

例えば、私の家の掃除でいうと、愛鳥のトイレや餌入れなどはいつも清潔にしていなくてはいけないので、毎日完璧に掃除しています。その代わりに、部屋の掃除は完璧にやる必要はなく、ルンバが1日1回、1周してくれればいい、という適当な方法にしています。

何もかも完璧にしようとすると、ドツボにハマりやすいので、適当にする部分とのメリハリが必要です。

苦手なことは適当にする、というやり方もあります。私は、ファッションにあまり興味がなくて、洋服を買うのがあまり好きではありません。試着をして、素材やデザイン、着心地がどうのこうのと考えると、疲れて嫌になってしまいます。

だから、洋服レンタルサービスのairCloset(エアークローゼット)はとても重宝しています。自分のニーズに対して毎回100%合致するとは限りませんが、私が望むレベル以上のものは必ず届きます。おかげで、洋服を買いに行くという大きな負担から解放されて、労力と時間の余裕が増えました。

また、私はスケジュールをギチギチに詰め込むことはしません。ギチギチに詰め込んでも、実際にはその通りにいかないことが多くて、予定が崩れるからです。

料理も、レシピ通りに正確に計量して作っても、思った仕上がりにならないことがあるので、自分の感覚も大事にしています。

人間関係についても、上司とはこうあるべき、友達とはこうあるべき、というふうに窮屈に考えると、自分らしさを出しづらくなってうまくいかない気がします。そこもやはり、余裕が大事。適当にする部分も作ってみてください。

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