はじめに

安物買いの銭失いには気をつけよう

誰もが美人であることに気が付く前に買うのはいいのですが、美人なのだけれど、ずっと誰にも振り向かれない企業もあります。株式市場では「万年割安株」といわれます。業績や将来性から見て、どう考えても割安なのですが、安値に放置されているケースもあります。

そのうちに、業績が悪化して売られてしまうことも。将来を予想するのは難しいのですが、将来を織り込んでいたという理由でもなく、突然何らかの出来事が起こって業績が悪化したりします。

特に、現在のように新型コロナウイルスの影響で見込んでいた利益が上がらず、「新生活様式」でビジネスモデルが通用しなくなることもあるでしょう。こうした事態はプロの投資家でも直面するものです。

ソフトバンクグループの失敗

かのソフトバンクG(9984)は、大きな失敗をしています。米国の「ウィーワーク」というシェアオフィスの会社なども将来性があると見込んで投資をしたのですが、思ったほどに収益が拡大しませんでした。新型コロナウイルスの影響も懸念され、今では話題にも上りません。

一時期は毎日のようにニュースで報じられていたのに、寂しいものです。このように「美人だ、美人だ」ともてはやされていても、いつまでも長続きせず、時代の変化に置いていかれることもあります。

流行りの5GやAIに乗るべき?

株式市場での花形業種は、今は「5G」や「AI」ということになるのでしょう。しかし、かつての「インターネットバブル」や「糸へん景気」にみられるように、流行りに乗ることがいいとは限りません。

やはり、一番大切なのはお金の流れを見極めることです。皆がどこにお金を出すか、誰もが投資をしたくなる企業はどこなのかを探ることが重要だと思います。

さらに、何よりも気を付けなければならないのは変化です。美人の基準が変わる時があります。その時、いつまでも自分の好みに固執すると、大きな流れ、お金の流れの変化に取り残されてしまいます。

流行に乗らず、一方で流行に敏感に行動することが大切なのです。

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