はじめに

短日数勤務不可で応募断念も7割

短時間勤務と似て非なる条件として、短日数勤務があります。短日数とは、週3日など、フルタイムと比較して勤務日数が短いことを指します。先ほどと同様に、働く主婦層に「就職活動の際、求人条件にスキルも経験も合致するのに短日数勤務が不可だったために応募を断念した経験はありますか」と尋ねたところ、以下の通りでした。(n=766)

短時間勤務の時と同じく、「ある」と回答した人がおよそ7割という結果です。そこで、さらに踏み込んだ質問を投げかけてみました。「就職活動の際、フルタイムで募集されている求人が短時間や短日数でも応募できるようになれば、あなたの活躍の幅は広がると思いますか」という問いへの回答は以下の通りです。(n=766)

「大いに広がる」が60.1%、「少し広がる」が24.5%、合わせて84.6%の人が、活躍の可能性が広がると回答しています。この数値は、短時間や短日数という条件が満たされないことによって、それだけ多くの人が悔しい思いをしてきたことの裏返しでもあると思います。

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