はじめに
毎月の貯金の一部を投資へ
このように支出にメリハリをつけていくと、次第に毎月お金が余るようになるでしょう。そうしたら、その金額はしっかり貯金します。余る金額が安定したら、その金額を先取りで貯金するのもよいと思います。
そして、投資をしてみようかなと思われたのなら、積立投資を始めてみましょう。初心者にもお勧めです。60歳までお金を引き出せなくてもよいなら私的年金制度の「iDeCo」を活用してもよいでしょうし、お金は自由に引き出したいと思うのなら「つみたてNISA」を利用するでもよいでしょう。せっかくですから、非課税制度のある運用方法を試してみるとよいと思うのです。
これらは「長期・分散・投資」の恩恵を受けていく投資です。ネット証券などで取り組むとさらにもう一つの大切な要素である「コスト」の恩恵も得られます。50代、60代からでは遅いのでは?と思われる方もいらっしゃいますが、今は人生100年時代。60歳で定年してもあと40年生きる可能性も高くなってきているのです。まだまだ長期的な運用を考えても大丈夫です。
2年後にはiDeCoは加入年齢が65歳まで、引き出し上限年齢も75歳まで引きあがりますので、まだ十分に運用できます。掛け金が全額所得控除になるメリットも受けられます。つみたてNISAは特に年齢を気にすることなく利用できます。
老後資金作りを考えるのなら、一度調べてみて、検討をしてみてはいかがでしょうか。
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