はじめに

東京から佐賀県唐津市に引っ越しをしたらお金をあまり使わなくなりました。とはいっても、それまで使い過ぎていたのでしょう。出費を減らしたいと考える人にとって、テレワークが実現できて、これまでの収入があまり変わらないのであれば、地方への引っ越しもアリかもしれません。もちろん、お子さんの学校の問題などがない場合に限った話ですが。


地方移住で減った費目は?

私の場合、減ったのは「家賃」「交際費」「食費」です。家賃は東京・渋谷の約23万円から6万円になりました。当然初期費用はかかったものの、長い目で見れば相当固定費を減らすことができるはずです。

6万円って、学生時代の友人が住んでいたワンルームの価格よりも安いのですが、これで2LDKなので十分な広さがあります。しかも、スーパーや商店街も近く、買い物にも不自由はありません。

そして、東京にいた頃が異常だったのですが、月に20回ぐらいは飲んでいました。平均5,000円はかかるため、これだけで毎月10万円。しかも、ハシゴ酒になったり、全員が年下だった場合は時々全額自分が出していたこともあったため、毎月12~20万円は交際費という名の飲み代に使っていたことでしょう。これが今は月に3~4回程度になり、さらに仕事とは関係のない人と飲むため、上下関係がなく、割り勘になりました。これまでは同業者の年下と飲んでいたので、なんとなく自分が多く出すか全額出すような雰囲気があったんですよね。ハシゴ酒もなく1軒で完結する文化のため、1万5,000~2万円ほどです。

人間関係は大切なものではあるものの、若い内から散々飲んできたからあとは大事な人とは要所要所で飲みに行ければいいかも、と今は割り切っています。そして、毎月の交際費を稼ぐための労働時間を余暇にあてようか、と今は考えています。酒好きなのは事実なので、あとは家で自分の作ったつまみを家人とともに飲めばいい。もう、人生も後半に入っているので、今後は誘ってくださる方がいたら参加するようにはしますが、自分から積極的に誘うようなことはなくなるでしょう。

あなたの収入の適正家賃はいくら? お金のプロが家計を無料診断[by MoneyForward HOME]