はじめに
黒豚に黒毛和牛も
ところで、霧島市では「黒酢」だけでなく、「黒」にまつわる食材は他にもあり、「黒豚」「黒毛和牛」「黒さつま鶏」「黒にんにく」といったものも有名です。次に、行列必至という黒豚専門店「産直レストラン 黒豚の館」、鹿児島県産黒毛和牛および霧島市の食材にこだわる「焼肉厨房 わきもと」を巡りました。
「焼肉厨房 わきもと」の黒毛和牛
「産直レストラン 黒豚の館」の黒豚は、霧島山麓の湧水とさつまいもなどの飼料で育てられた「霧島高原純粋黒豚」という銘柄。ジューシーでありながらもくどくなく、地元での養豚ならではの新鮮な味でした。市内外からのお客さんで行列ができていました。
次に、鹿児島県産の黒毛和牛を使い、野菜や米などは全て霧島産の食材を採用しているという「焼肉厨房 わきもと」へ。50年の歴史を持つ同店からは、食を通じて、霧島市の素晴らしさを伝えたいという思いが強く伝わってきました。
「日本で最初にできた国立公園の一つ・国立公園霧島のエリア内にお店があるため、地元での新鮮な食材が入手しやすいです。この素晴らしい気候が産んだ肉類・野菜類をできる限りお安く、美味しく食べていただけるよう提供しています」(担当者)
赤身と霜降りのバランスが絶妙な黒毛和牛はもちろん、お米、野菜、卵といった霧島市の食材も美味で、都心部ではなかなか得られない至福の食事です。こういった食材を霧島市民および移住者の方々が日常的に口にしていると思うと、羨ましくなりました。