はじめに

武器を有効に使うには?

武器をうまく使うというと物騒な表現ですが、つまりは自分で投資先を選ぶために、投資に値する企業かどうかを調べるための情報を得るということです。そのためには情報を得るツール、タイミングを計るツールも必要です。

現在は情報が氾濫し、取捨選択が必要な時代となっています。投資でも同じです。ただ、投資の武器としてタイミングを計るツールであるチャートは、単純に株価の動きを示しているだけです。どこから情報を得ても同じという利点があります。

チャートにもいくつか種類はあるものの、情報源によって変わるわけでもなく、基本的には取捨選択する必要はありません。ただ、どのチャートを使って株価の動きを分析するかで成功も失敗もあります。だからこそ、使い方、分析の仕方が重要なのです。

チャートから読み解くべきもの

チャートの見方を教えるような教科書やインターネットの情報が氾濫しています。でも、名前や形を覚えるだけでは分析につながりません。実際には教科書通りの形が出ることは少なく、結局は応用が必要になります。

では、「株価のグラフ=チャート」から何を読み解くべきなのでしょうか。それは、株価がどうなるかということよりも、買う人が多いのか、売る人が多いのかなど、その株の需給を見るために使うと考えると良いと思います。

いずれにしても、株価の動きから自分が投資をするタイミングを計るわけですから、皆が買うから買うというのは良くありません。自分の投資にあったタイミングで買うことが大切です。

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