はじめに

前回は、「FIRE 最強の早期リタイア術 最速でお金から自由になれる究極メソッド」(クリスティー・シェン著)における大事なポイントを解説いたしました。

全ての人に経済的独立早期リタイアを実現できる可能性があっても、決して簡単な話ではありません。経済的な独立、もしくは早期リタイアを実現させることだけが大事ではなく、そこに至るまでの方法論や考え方にこそ、学ぶべき重要なポイントがあります。

今回はそのいくつかのポイントを、私たちの実生活でどのように活かすべきなのか、解説したいと思います。


収入・支出・投資のバランス

経済的自立の根幹を支えているのが、投資によって運用益を得る事でした。それは「4%ルール」という考え方で、毎年の生活費の25倍を超える資産が貯まった段階で早期リタイアが可能、と結論付けられています。

さて、そこでこれからの自分の資産形成をしていくという過程において、皆さんはどのような優先順位で、収入・支出・投資のバランスを考えるでしょうか。

多くの方が、なんとなく投資運用に興味を持っています。情報が溢れている今の時代、テレビ、新聞、インターネットからの影響もあって、「何かしなきゃいけないな」と思っていないでしょうか。

とは言っても今の生活がある、だからまず「収入」を上げなければいけない。そして上がった収入から余った分を「投資」に回して、将来少しでも楽になったら良いな、と考えていないでしょうか。

つまり、収入→ 支出→ 投資 の順番ということになります。