はじめに

まずは自分でできることから

夫との関係もあるでしょうが、まずはご自分でできるところを考えてみましょうか。支出の内訳を見ると、節約を頑張られている部分もありますが、まだ削減できるだろうと思える支出もあります。

まずは苦手だとおっしゃっていた家計簿をつけ、ご相談者が管理している支出の全体を把握しましょう。家計簿というとやる気が出ないこともあるので、普通のノートに支出を記録するだけでも構いません。完璧にする必要などありません。大筋がわかれば十分です。数字を書き出すことによって、今後夫と話たりする際の説得力ある資料にもなります。

また、自分のお金の使い方が分かれば、ムダ支出も見つけやすくなります。そうすると、赤字がなくなり、貯金する金額も見えてくることでしょう。貯金できるような余剰金が安定して出せるようになったら、その金額を先取り貯金していっても良いでしょう。急に貯金を増やそうと思わず、今できることをコツコツと継続していくことくのがコツです。 

今後は収入増も視野に

ご相談者はずっとパートを続けていらっしゃるようです。もし体調等に問題がなければ、お子さんも手が離れている年ですし、パートの時間を増やしたり、正社員で働くことを考えてもよいでしょう。働くことは大変かもしれませんが、そこでは楽しく過ごせる仲間もできるでしょうし、社会保険に入ることができる働き方ができれば、将来もらえる年金額を増やすことができます。家計から貯金に回せるお金も増えるでしょうから、毎月積み立てるような投資もできるようになるかもしれません。年金はご夫婦であっても各人が受け取ります。ご相談者に振り込まれる金額が増やせると、嬉しいですよね。

お金を貯める・増やすためには、「収入を上げる」「支出をコントロールして減らす」「運用する」の3つに取り組むしかありません。ご相談者は貯金額が少ないので、運用することはまだ現実的ではありません。まずは収入を増やし、支出を減らすことに取り組み、コツコツと貯金を増やしていきましょう。できるところから取り組めば良いのです。

収入を3万円増やし、2万円の節約ができれば、5万円収入が増えたことと同じです。急に今までの収支をガラリと変えるのではなく、少しずつできることを広げていければ良いと思います。まずは、ご自身が取り組みやすいことをあげてみてください。