はじめに

話し合いのために、家計の「見える化」に取り組んで

ご相談者も夫に家計状況を理解してほしいと思っていらっしゃるようですが、夫婦間ではお金のことも、子どものことも、ご夫婦の将来のことも話し合える関係を作りたいもの。そうすることで将来の目標に足並みをそろえて取り組めますし、お金も貯まりやすくなります。

現状では、夫は「固定費は自分、変動費は妻」という担当意識を持っているのかもしれません。悪くはないのですが、自分の担当外に関しては無関心になるケースも多く見てきています。その隙間を埋めるには、話せる環境を作ることが第一歩です。

家計状況の改善のためにも、将来の資金を作るためにも、今の家計状況の「見える化」をスタートしてみてはいかがでしょうか。支出改善のためにつけ始めた支出記録を表にまとめ、夫に見せてみましょう。感情的に責任を押し付けるような言い方をするよりも、具体的な数字を提示することで、理解を得やすくなるはずです。数字を見せた途端に危機を実感するというケースもあります。「見える化」をきっかけに、夫婦で家計の話ができるようになるとよいですね。話ができるようになれば、夫担当の支出の状況や貯金額なども聞き、一家としての支出の全体像を把握できると、今後に向けての取り組みがしやすくなるのです。

こづかい額にも配慮して

支出を担当制にする、収入を教えないなどする人は、自分が自由に使えるお金が減ることを嫌う場合があります。支出の全体像が見え、家計管理も夫婦の財布を合わせてできるようになったとしても、こづかいの額などは夫も満足できる金額を話し合い、決めていくとよいでしょう。

家計改善に向け、支出の管理、収入を増やすこと、夫との関係づくりの3点に取り組んでみましょう。頑張ってください。

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