はじめに

機種と利用プランのトータルで検討しよう

機種の購入と合わせて重要なのが利用プランの選択です。2021年3月からスタートする3大キャリアの新ブランドahamo(アハモ)、povo(ポヴォ)、LINEMO(ラインモ)の料金プランは注目したいところです。以下は3大キャリア、サブブランド、新ブランドの主な料金プランを比較した表になります。

料金プラン表資料: 2021年3月の各社HPを元に筆者作成(価格は税込) 

新ブランドのプランはほぼ横並びで20GB・2,000円後半です。標準画像の動画視聴2−3時間で1GBですから、20GBは月に映画20本程度見れるとイメージできます。動画をよく見る人にはお得感があるのではないでしょうか。特にahamoは、5分の無料通話が付き、iPhone11を購入することができて、下取りにdポイントが付与されることから全プランのなかで目立っています。

ただし、注意点もあります。これは新ブランド全てに共通することですが、申し込みからサポートまでの全てをオンラインで行うことやキャリアメールがないことです。具体的には、実店舗や電話でサポートを受けることができない、自分でメール設定を行う必要があるため、不便を感じるかもしれません。

また、サブブランドではY!mobileだけがiPhone12を購入できます。一方でUQモバイルは通信量を翌月へ繰り越すことができ、利用料金はY!mobileより安い設定です。例えば、Apple StoreでSIMフリーのiPhone12を購入してUQモバイルで契約すれば、機種代の差(下取りを考慮せず)は1,500円程度ですから毎月500円の利用料の差を3ヶ月で回収できます。

以上、新しいiPhoneに変える時の携帯会社はどこを選んだらお得か?をテーマにみてきました。

欲しい機種や使い方にもよりますが、動画視聴が月6−9時間程度であればUQモバイルの1,628円はデータ繰越もできるのでコスパよしです。動画視聴が多く、オンラインのみの手続きに抵抗がなければahamo利用を検討してもいいでしょう。

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