はじめに
6月と7月では傾向が異なる
では、期間をもう少し伸ばして、7月までの2ヶ月間の相場はどうでしょうか。先ほどの結果とは傾向が違っているようです。
5月中に梅雨入りした年の6月から7月までの2ヶ月間の平均騰落率は1.83%となりました。どうやら5月中に梅雨入りした年は7月相場が好調で、6月の下落を上回る上昇を見せているようです。
関東甲信の梅雨明けは平年並みだと7月21日になります。ですから、7月は未だ梅雨の時期が大半なのです。梅雨入りが早くても梅雨明けが早いというわけではありませんが、梅雨入りが早いとそれだけ人々が雨の日にも慣れて、憂鬱な心境や悲観的な見方もそれほどではなくなるからかもしれません。
今年の梅雨入りが5月中なら、来る6月相場は厳しくなりそうですが、7月はそのリバウンドが期待されると見ています。