はじめに
【パターン1】将来ご実家に住むことを考えない場合
FIREを目指すのであれば、長期的な住居費負担も考慮する必要があります。
理想は、早期リタイアのタイミングまでに住居を確保しておきたいところです。もし50歳にリタイアを考えるのであれば、それまでに住宅ローン完済が出来る物件を検討しましょう。早期にローン負担が終わっていれば、どういった物件かにもよりますが、住み続ける選択も、貸すという選択も可能となります。
もし購入せずに、ずっと賃貸で住み続ける想定で考える場合は、その費用も含めてリタイアまでに準備する金額を計算する必要があります。
【パターン2】将来ご実家に住むことを前提とした場合
こちらのパターンは、将来的にメンテナンス費用や固定資産税等を除けば、住居費がかからないことになります。その場合は賃貸の方が住宅ローンに縛られることなく、生活設計をすることが出来ますので良いと思います。どうしても購入する場合は、将来家賃収入を得やすい物件を選ぶなど考えると良いでしょう。
具体的な目標をつくろう
いずれにしても、FIREを目指すのであれば、何歳でリタイアしたいのか、その後どのような生活をしたいのかを具体的に想定する必要があります。また、今後結婚やお子さまの事も想定するのかどうかによってもライフプランが変わってきます。
これまで、ご実家暮らしの利点を活かし、しっかりと貯蓄や運用されているのは素晴らしいです。5年後の一人暮らしに合わせて、住宅を購入するか賃貸にするかだけを考えるのではなく、長期的な目線でご自身がどのような暮らしをしていきたいかについて整理した上で、住宅購入について検討することをオススメします。
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