はじめに

日本のダウンロード回数1位は?

日本の状況はどうでしょうか。支出額は約200億ドル(約2兆794億円)、ダウンロード回数は約26億回という規模です。そして、1人当たりの平均日次モバイル利用時間は3.7時間で、やはり2019年の3.3時間から増えています。

ゲーム以外で月間アクティブユーザー数(MAU)の多いアプリは、「LINE」「Twitter」「Instagram」というコミュニケーションに日常利用されるものが上位です。さらに、「Amazon」「楽天市場」「PayPay」「メルカリ」のような、通販やオークション、QRコード決済のアプリも台頭しています。アップアニーは、「消費行動のあり方自体が非接触化、オンライン化している」ことから、こうした傾向が今後も続くと予想しました。

スマホアプリランキング2020出典:アップアニー / モバイル市場年鑑 2021

興味深いデータは、ダウンロード回数ランキングです。2020年に日本でもっとも多くダウンロードされた非ゲームアプリは、厚生労働省が配信した「COCOA - 新型コロナウイルス接触確認アプリ」でした。利用者が急増したZoom(ZOOM Cloud Meetings)を上回る伸びは驚異的です。

そのほかには、動画関連の「Amazonプライム・ビデオ」「TikTok」、フードデリバリーの「Uber Eats」といったアプリがトップ10に入りました。

2020年スマホアプリダウンロードランキング出典:アップアニー / モバイル市場年鑑 2021

成長著しい4つのカテゴリ

アップアニーは、アプリのカテゴリ別でも分析をしています。なかでも成長著しいカテゴリとして、ソーシャル分野(SNS)、動画ストリーミング、フード&ドリンク(デリバリー)、ファイナンス(トレーディングアプリ)の4つを紹介します。

ソーシャルではTikTokがトップ

ソーシャル分野ではTikTokが目立ちます。調査対象16カ国中9カ国でMAU成長率1位を獲得しました。

1人当たりの月次消費時間が米国で65%増、英国で80%増となど、ほぼすべての調査対象アプリを上回る成長速度だったそうです。特に、ロシアでは前年比325%増という驚異的な伸びを記録しました。このペースが続くと、TikTokのアクティブユーザー数が2021年には12億人に達します。

日本では、TikTokの月次消費時間が11.4時間でSNSアプリでもっとも長く、Twitter(9.7時間)とLINE(8.9時間)を抜いて1位に躍り出ました。成長率も群を抜いています。

SNSの平均月間消費時間出典:アップアニー / モバイル市場年鑑 2021

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