はじめに

モバイルから株式市場へ参加

もう1つ成長したカテゴリは、ファイナンス分野です。

ファイナンス関連アプリの消費時間は、2020年に世界平均で前年比45%増えました。モバイルから株式市場へ参加する割合は55%増加し、スマートフォンを使って日常的にトレーディングをするユーザーが多くなったのです。

特に消費時間の成長率が高かったのは、株取引アプリ「Robinhood」が人気の米国で、前年比135%増。これに、韓国(同120%増)、カナダ(同115%増)、メキシコ(同115%増)が続きます。日本は、世界平均をやや下回る同45%増でした。

トレーディングアプリの消費時間成長率出典:アップアニー / モバイル市場年鑑 2021

今後もスマホアプリの躍進は続く

緊急事態宣言が延長され、店舗の営業時間短縮、イベントの開催制限、外出や移動の自粛など、ステイホーム主体の生活をまだしばらく行うことになります。

つまり、スマートフォン用アプリを躍進させた状況は2020年と変わりません。消費者は今後もスマートフォンを多用して、アプリを仕事や勉強に使い、映画や音楽のようなエンターテインメント、フードデリバリーのような楽しみもアプリ経由でアクセスするでしょう。

アプリからの利便性をいかに高められるかが今後の事業展開で鍵になります。

著者 フリーライター 佐藤 信彦
IT翻訳/執筆/取材/インタビュー/撮影に対応するフリーランス。キヤノンでLBP/MFPファームウェア開発に従事。「Palmプログラミング」(2000年出版)で翻訳者に転身後、主にITpro(日経BP社)向けに海外IT情報の記事を多数執筆。2011年よりインターネットコムで編集者 / 記者として活動。2015年にフリーへ戻り、CNET Japan / BuzzFeed Japanなどで執筆。やっぱり猫とギターとロードスターが好き。

[PR]NISAやiDeCoの次は何やる?お金の専門家が教える、今実践すべきマネー対策をご紹介
(この記事はボクシルマガジンからの転載です)

この記事の感想を教えてください。