はじめに

テレワークでも「1on1ミーティング」を実践しよう

テレワークで働くことになったとしても、ぜひ取り組んでいただきたいのが、上司と部下が1対1で行う1on1ミーティングです。

部下によって成長のスピードや現在のスキル、業務の理解度などはバラバラです。だからこそ、個別の状況を把握した上で育成をしていくためには、テレワークの状況でも個別に面談を行うのがベストです。

1回数分程度でかまわないので、「朝礼が終わった後」「終礼をする前」のタイミングなどで、個別にビデオ会議ツールで面談を行いましょう。朝は、その日1日の目標を確認し、夕方にはその日の成果を確認した上で、明日の目標設定のフォローを行います。

残業の申請は、たとえば「15時まで」のように期限を決めて、チャットやオンライン会議ツールなどで行えるようにすると良いでしょう。

今、テレワークをしている各職場では、残業申請をどのような基準で認めるべきかが問題となっています。部下の勤務状況が見えにくいことによって、不要と思われる残業が認められる、あるいは逆に必要な残業申請が認められずサービス残業が常態化しているという状況もあります。

しかし、上司と部下が毎日定期的に面談を行っていれば、仕事の進捗状況も把握できているので、適正な残業が認められるようにもなります。残業時間をめぐってのトラブルも回避できるはずです。

リアルとは異なり、テレワークの場合はオンライン会議ツールによる簡潔な面談が実施可能です。直接顔を合わせることがない分、しっかりと連絡を取り合うことを意識してください。

POINT
テレワークで部下に仕事を任せるときに大切なのは、「やるべき業務」と「その成果イメージ」を明確にし、認識を共有すること。
また、テレワークになったら、もはや連絡は最小限で構わないと考えがちではあるが、それでは、目指すべき成果や業務の進捗感などに、上司と部下で差が生まれてしまう可能性がある。そういったことを防ぐためにも、オフライン時以上に、しっかりとコミュニケーションをとることを心がける。

「職場の問題」30の解決法 大橋高広 著

「職場の問題」30の解決法
生産性を低下させる「職場の問題」は、上司と部下・メンバー同士のコミュニケーション不全で起きる。本書は、それらを解決するために、部下から「聞き出し」、情報を「共有し」、チームを「改善する」3ステップの“具体的”なメソッドを解説。

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(この記事は日本実業出版社からの転載です)

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