はじめに

長期投資に向いている商品とは

「変額保険」の特徴は、自分で運用を選べるところです。ですので、リスクの大きな株式を中心とした運用もできますし、安定的な債券を中心とした運用もできます。2021年6月は、株価が好調なので多くの運用がプラスになっていると思いますが、上がったり下がったりするのは当たり前のことです。それで一喜一憂する必要はありません。

ただ、運用商品によっても違ってくることを忘れないでください。

「変額保険」は、特別にすごい商品ではなく、あまり有利ではないとわかります。

もし、運用したいのであれば、信託報酬の安い投資信託で運用した方が、投資額を全額運用に回すことができますし、運用コスト(手数料)も安くなります。さらに、iDeCoやNISAなどを利用することで税制の優遇があるのでもっと有利に運用できると思います。

私の結論としては、何度も言っていますが、「保険」と「運用」は分けて考えるのが効率がいいということです。つまり、保険料の安い定期保険や収入保障保険で、死亡保障に備えて、運用は手数料の安い商品で長期投資です。やっぱりこれが基本だと思いますよ。

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