はじめに

まずはザックリと将来予想

そんなの、結果論だから誰にでもできると思うかも知れません。たしかに、将来のことを正確に予測するのは無理ですが、かといって前述のシナリオは天才にしか思い浮かばないものではありません。普通に考えればそうなるよね、という程度のものでしょう。

ザックリとでいいので、今後はどのような社会になっていくのか。どのような変化が生じ、何が主流となっていくのかを考えることから、徐々に個別銘柄へと落とし込むのが重要です。

その際に、単に社会の変化を予想するだけではなく、変化が自然に起こるものなのか、それとも国が変化させたがっているのか、という点も重要になってきます。

たとえば、前述の金融教育の授業でも、将来はどうなっていくかを議論しました。そのなかの回答の1つが「電気自動車が普及する」というものでした。これはまさに国がそのように変化させたがっていることにあたります。世界的な脱炭素の流れもあり、本気で国が電気自動車を普及させようとすれば、補助金や減税などで後押しをするでしょう。「政策に売りなし」という格言があるように、将来の変化を予測する際に、変化を後押しする要因があるかどうかも考えるのが重要です。

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