はじめに

パッシブ運用とアクティブ運用のどちらがより高いリターンを期待できるのでしょうか。現状、パッシブ運用の方が有利という声も多く、投資信託会社はローコストなパッシブ運用のファンドを次々に立ち上げていますが、果たして実際にはどうなのでしょうか。


アクティブ運用とパッシブ運用

投資初心者の方も読まれるかと思いますので、まずパッシブ運用とアクティブ運用の違いについて、簡単に触れておきます。

パッシブ運用はあらかじめ設定されたベンチマークに対して、それと同程度の成果を目指したポートフォリオを構築して運用する方法です。ベンチマークには東証株価指数(TOPIX)やS&P500といった株価インデックスが用いられるため、「パッシブ運用=インデックス運用」と思っていただいても良いでしょう。

一方、アクティブ運用はあらかじめ設定されたベンチマークに対して、それを上回る成果を目指したポートフォリオを構築して運用する方法です。

たとえばTOPIXをベンチマークとする日本株アクティブファンドがあるとしたら、TOPIXが1年で10%上昇した場合、日本株アクティブファンドは同じ期間で15%値上がりする、逆にTOPIXが1年で10%下落した場合、日本株アクティブファンドは同じ期間で下落率を5%に止めるというイメージです。