はじめに
お手入れ方法 定期的なお手入れで洗浄力UP!
洗濯機の性能を最大限活かすためにも、定期的なお手入れは欠かせません。怠ると「洗濯物に糸くずが付着する」「排水時間が長すぎる」「乾燥工程が完了しても衣類が生乾き」「乾燥工程時間が長すぎる」など、多数の不具合が生じます。洗濯工程や乾燥工程を終えるたび、以下のようなお手入れをすることが必要です。
・ドアガラスに付着した洗剤や水滴、汚れを柔らかい布で拭き取ります。
・ドアパッキンに付着した洗剤や水滴、糸くず、汚れを柔らかい布で拭き取ります。
・ドアパッキン裏側に付着した洗剤や水滴、糸くず、汚れを柔らかい布で拭き取ります。
・各種フィルターを取扱説明書のとおり、正しくお手入れします。
・洗剤などの自動投入機能を備える場合は自動投入タンクと自動投入経路のお手入れが必要になるので、取扱説明書のとおり正しくお手入れしましょう。
・1週間に1回を目安にカビ発生を抑制するための乾燥運転を行います。機種によっては専用の運転工程が用意されていることがありますので取扱説明書を確認してください。
・2ヶ月から3ヶ月を目安に洗濯槽を洗浄します。機種によっては専用の工程が用意されていることがありますので取扱説明書を確認してください。
ここがすごい!最新機能を紹介
洗濯機全般でいえることですが、洗剤や柔軟剤に於ける「自動投入機能」は本当に便利です。洗剤を入れすぎて衣類が色落ちしてしまうことや、溶け切らず洗濯槽に残って黒カビを発生させる原因の抑制に一役買ってくれます。もちろん、洗剤が少なすぎて衣類の汚れ落ちが悪くなることもありません。洗濯機本来の洗浄力を遺憾なく発揮させるためには、洗剤の適切な計量が必要なのですが、人の手で毎回正しく行なえるものではありません。私も「自動投入機能」を備える洗濯機を使っていますが、買い替える時期を迎えた際には、引き続き「自動投入機能」を備える洗濯機を購入します。
他には、人工知能を備える洗濯機にも注目です。数多くのセンサーが衣類の汚れ具合を検知して、標準の洗濯工程時間を短縮、あるいは延長。洗剤の種類を見分けて、水温と水硬度を計測し、洗剤量や洗濯工程時間を調整のうえ、最大限の洗浄力を引き出してくれます。スマートフォンとの連携機能を備えていれば、居住地域の気象情報に合わせて適切な洗濯モードの提案までしてくれます。
さらには、外出先からの洗濯機の運転状況の確認はもちろん、遠隔操作まで可能な洗濯機が存在します。また、メーカー各社では常に洗濯・乾燥コースの実験を行っています。その実験結果に基づき更新される洗濯コースにアップデートしておくことで、メーカー各社の最新情報と連携することも可能になっていたり、モノのインターネット「IoT」に対応できることで、それまでの洗濯機の概念をくつがえす機能が目白押しとなっていたりするので、こちらにも注目です。
洗濯物が乾きにくい季節や、部屋干しがメインなどという方には、やはり便利な、ドラム式洗濯機。機能を最大限に活かせば、日々の洗濯も楽チンになること間違いなしですね。