はじめに

3年で乗り替えた場合と乗りつづけた場合、いくらの差が出る?

気になるのは、売却価格が低くなってしまうことです。事故や飛び石などで傷がついたりして価格が下がってしまうのではないかと思い出す頃に、「今なら下取り価格でローンの残債も払えるから、新車に乗り替えましょう」という営業トークを受けると気になってしまいます。

ですが、新車に乗り替えるという選択は、自動車購入費用を払い続けるという選択に他なりません。当たり前ですが、一度購入した車のカーローンを完済すれば出銭は少なくなります。以下の表は、3年で新車に乗り替え続けた場合と、買った車を乗り続けた場合の9年間のシミュレーションになります。

乗り替えた場合は、車検前に下取り価格でローンの残額を返済できる前提で計算しています。また、乗り続けた場合は車検費用が発生し、パーツ交換やタイヤ交換などの費用がかかる想定にしています。

それでも、9年間の費用を比較すると
・新車を乗り替えた場合:約634万円
・新車を乗り続けた場合:約436万円
となり、200万円以上の差になります。

この200万円の差と、先ほどの営業トークのメリットを比べても「お得」とは言えないでしょう。最近の車の耐用年数は13年以上とも言われますので、乗り続けることに問題はないでしょう。

例に上げたパターンだと車関連だけで月に5〜6万円の負担に

ただし、希少価値が高い車や、アラブ諸国などで人気のトヨタのランドクルーザーやアルファードや高級SUVなどの一部の車はリセール先が世界中にあるため、下取り価格が高いことがあります。また、新車の納品待ちがあるジムニーなどは、購入してから3年では購入価格から5〜20%しか値段が下がらなかったということもあります。車種の需給によっても変わるということを念頭においておきましょう。

また、先ほどの例では月のローン支払いが月額4万円を超え、自動車保険やガソリン、その他のカー用品などの費用も考えると月に5〜6万円以上は自動車関連費用だけでかかると思われます。こうなると、毎月の支払いは相当な負担になります。そこで、「残価設定ローン」という販売方法がとられることが多いのです。

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