はじめに
実家を飛び出し、一人暮らしを始めた際に重くのしかかる「節約」という言葉。
欲しい物や行きたいコンサートをあきらめたりと、「節約=我慢すること」だと思っていませんか?
短期間ならともかく、これからずっと続けることを考えると、毎日を暮らしていくだけで気が滅入ってしまいます。
「我慢」をせずに「節約」が出来るコツを実践していきましょう。
まとめて冷凍保存で食費・光熱費減
一人暮らしをしていく中で、最初に実感するのが毎日の食費の負担。
自炊すれば外食するより節約できることはわかっていても、毎日料理を作るのは面倒ですし、たくさん作りすぎると1日3食同じものを食べ続けるハメになるなんてことも。
かといって、食事の量を制限したり、毎日安いカップラーメンを食べて食費を抑えるのも気が引けます。
そんな方は「冷凍保存」を活用して、食費を節約するのがおすすめ。週に1回程度、まとめて量を多めに料理をし、それをジップロックやタッパーに小分けし冷凍保存するのです。
スーパーのタイムセールなど、食材を安い時にまとめ買いして一度に作ることで、食材費の節約につながるだけでなく、調理の際のガス代など光熱費の節約にもなります。
食費に加えて、光熱費、さらには調理時間も節約出来てしまう、家計にも地球にも優しい基本中の基本な節約術といえます。
シャワーヘッドを替えてコツコツ節約
東京都水道局調べによると、水道代の約4分の1をも占めているのが入浴。とはいえ、お風呂を我慢するのは非現実的です。
そこでオススメなのが、今使っているシャワーヘッドを取り外し、水道代が安くなる「節水シャワーヘッド」に交換すること。水が出る穴の大きさを小さくしたり、数を減らすことで水圧を高め、その結果、水の使用量を約50%減らす仕組みになっています。
Amazonや楽天などの大手通販サイトでは、安い物なら2,000円前後から販売しており、中にはマイナスイオン機能が付いている高機能な商品もあります。
買って取り付けるだけで簡単に水道代が節約でき、毎日気持ち良くお風呂に入ることができますね。
ネットはモバイルWi-Fiで快適に
実際にモノを消費していくさまが目に見える食費や水道代等と比べ、ついつい見逃しがちなのが「通信費」。
今やパソコン・スマートフォンでのインターネット利用は欠かせない時代ですが、実は「通信費」こそ一人暮らしならではの節約術があるんです。
ズバリいうと、「一人暮らしの家は、インターネットの回線を引く必要が無い」のです。
なぜなら……、ほとんど仕事などで外出している一人暮らしの方の家は、“誰も家の回線を使ってない時間が圧倒的に多い”から。
モバイルWi-Fiなら、自宅でも外出先でもインターネットへの接続が可能になるので、自宅でプロバイダ契約をする必要がなくなります。さらにスマートフォンもモバイルWi-Fiの回線に接続していれば、動画やゲームも気にせず楽しめますし、スマホの契約を小容量で安いデータプランに変更することもできるでしょう。
モバイルWi-Fi使用にはもちろん月額料金(月に4,000円前後)がかかりますが、自宅のプロバイダ契約料を0円にし、さらにスマートフォンの料金も最小限にできれば、月々の通信費をかなり抑えることができます。
我慢のいらないポジティブな節約術で、お得で充実した一人暮らしライフを送って下さいね。
(記者:いしだ)