はじめに
マイナポイント「上乗せ」できるサービス・自治体も
マイナポイントの対象となるキャッシュレス決済サービスは、電子マネー・プリペイドカード・QRコード・クレジットカード・デビットカードなど。100種類以上もあります。
なかには、マイナポイントに独自で還元を上乗せするキャンペーンを実施するサービス・自治体もあります。
たとえば、電子マネーのSuicaでは、JRE POINTに登録したSuicaでマイナポイントに申し込んで2万円チャージすると、本来のマイナポイント5,000ポイントに加えてさらに1,000ポイントが受け取れます。Suicaは年齢制限なく誰でも作れますので、家族全員で作って申し込むこともできます。
また、量販店のドン・キホーテ系列で利用できる電子マネーのmajicaでも同様に、majicaアプリからマイナポイントに申し込んでチャージすると、マイナポイント5000ポイントに加えてチャージ額の5%、最大で1000ポイントが上乗せで受け取れます。
第1弾の時は、さまざまなキャッシュレス決済サービス独自の上乗せがありましたが、第2弾は独自の上乗せに関しては、いまいち盛り上がりに欠ける状況です。
なお、自治体の中にはマイナポイントとは別に、独自のポイントバックキャンペーンを展開するところもあります。静岡県浜松市では、市内に住所のある方がマイナンバーカードと連携した楽天Edy・d払い・au PAYを使って、市内の対象店舗で買い物をした場合、支払額の最大30%が自治体マイナポイントとして還元されるキャンペーンを実施。買い物1回あたり2000円分、期間中上限2万円分のポイントが戻ってきます。期間は2022年1月31日までのうえ、対象は限定的ですが、今後もこのような自治体のキャンペーンがあるかもしれません。その場合は、ぜひ活用したいですね。
もっとも、上乗せを過度に意識して、普段利用しているお店で利用できないキャッシュレス決済でマイナポイントを受け取っても、ポイントがうまく活用できなかったり、無駄遣いしてしまったりするかもしれません。自分にとってもっともお得な決済で受け取るようにしましょう。