はじめに

マイナポイントを受け取る手続きはどうする?

マイナンバーカードの発行枚数は5,000万枚を突破。普及率は40%をようやく超えた程度です。いいかえれば、マイナポイントがいくらお得といっても、まだ半数以上の方が受け取れない状態だとわかります。ですから、もしマイナンバーカードをまだ持っていないのであれば、まずはマイナンバーカードを取得しましょう。

マイナンバーカードは、マイナンバーの記載された「通知カード」が手元にある場合、郵送・パソコン・スマホ・マイナンバーカード申請に対応した証明写真機を通じて申請できます。多少、手間はかかりますが、案内にしたがって手続きをすれば、それほど難しいことではありません。もし通知カードがない、マイナンバーもわからないという場合には、お住まいの市区町村の窓口に問い合わせましょう。

正しく申請ができると、後日自宅に「交付通知書」のハガキが届きます。これが届いたら、交付通知書・マイナンバーの通知カード・本人確認書類を持って期限内に交付場所に行き、手続きを行います。これで、マイナンバーカードが手に入ります。このとき設定する署名用電子証明書の暗証番号、利用者証明用電子証明書の暗証番号は、忘れないようにしましょう。

マイナンバーカードが手に入ったら、キャッシュレス決済を選んで紐づけを行い、チャージ・決済をすることでまずは5,000円分のマイナポイントが手に入ります。

マイナンバーカードの保険証利用の登録は、オンラインサービスのマイナポータルや、セブンイレブンなどにあるセブン銀行のATMなどで行うことができます。7,500円のマイナポイントは先に登録をしていても受け取れますので、手続きをしておきましょう。

公金受取口座の登録は、マイナンバーカード方式での確定申告の際に「公的給付支給等口座の登録」欄で「登録する」を選ぶだけでOK。確定申告を行わない場合は、2022年春ごろからできるようになるマイナポータルでの登録を行います。忘れずに手続きしましょう。


マイナポイントは、マイナンバーカードを取得した人ならば誰でも受け取れるポイントです。自分1人でも最大2万円分と大きいですが、たとえば4人家族でみな受け取れば8万円分と、かなりの金額となります。現状、健康保険証の利用登録・公金受取口座の登録によるマイナポイントの付与のタイミングは不明ですが、家計の大きな助けになることに変わりありません。続報を待ちつつ、ぜひ申請して忘れずに受け取るようにしましょう。

この記事の感想を教えてください。