はじめに

袋分けの家計管理は、失敗してしまう人も多い……

相談者様は袋分けの家計管理をしていますが、お金が貯まらなかったとのことですよね。その失敗原因は何か、振り返ってみたりしましたか。

私が思うのは、そもそも「予算が現状に合っていなかった」のではないか、そして「分ける袋が多かったのではないか」ということです。予算を決めるときには、現状に合った金額で決めないと、あっという間に使えるお金がなくなってしまいます。そして、足りなくなったら、あちこちの袋からお金をかき集めるので、結局どうお金を使ったかよくわからないまま、一か月の収入がなくなってしまっているのではないでしょうか。

これは袋分けの家計管理をする方に多い失敗です。予算を決める前に、自分たちは毎月食費や日用品、娯楽など、何にいくらを使って暮らしているのかを知っておく必要があります。つまり、「家計の全体像の把握」が必要なのです。その上で、実現可能な金額で予算を組むことが大切です。それをせず、無理のある少ない金額で予算を組んでいた、もしくは、これくらいはいいだろうと多めに見積もりをしてしまった。結果、他の余っている袋からお金を回すことになってしまったのかもしれません。

今後も袋分けを継続するかどうかは別としても、相談者様ご夫婦は2人で暮らすようになり、どれだけのお金を何に使って暮らしているのかを知ることが大切に思います。出産までの間は、少し地味ですが夫婦二人の支出を把握することに取り組んでみてもいいでしょう。意外と収穫もあると思います。

予算の期間を長くせず、1週間で見てみる

予算をもってお金を使いたいのであれば、日々の生活費部分を1週間の期間で予算を組んでみるのもお勧めです。この管理法に向いているのは、食費、日用品費です。毎月一定支出ではない変動費で、しかも、頻繁に出す支出だからです。これからお子さんが生まれると、この費目の支出額は変化するでしょうから、それをコントロールしていく意味でも、期間を短くして管理してみましょう。

支出の把握ができたら、食費と日用品費を抜き出し、5週間で割り算してみましょう。そうすると1週間当たりの予算が見えてきます。その金額内で、やりくりしていくのです。娯楽費や交際費、交通費、被服費など毎日かからないお金は、別に考えます。

現金で1週間の予算を管理していくと、週の半ばではどのくらいお金が残っていると安定しているとか、今週は使いすぎているなどが、現在お使いの袋(封筒)、もしくは財布など1つでわかるようになります。予算オーバーしてしまった週は、翌週の予算から前借をしたとして、翌週でリカバリーする。余りが出たなら、我慢していたものを買ったり、貯金したり、翌週に持ち越すのもありと、その時に合わせて柔軟にやりくりをしていきましょう。5週目は7日間もありませんから、食費、日用品以外の支出が多くなりすぎなければ、お金は残っていくはずです。これは現金払いでも、キャッシュレス払いでも、同じルールでいきましょう。産後はネットスーパーを利用することも増えるかもしれません。

このように管理をしながら、次第に削減できる支出を見つけ、週の予算を減額していけると、家計はだんだんとスマートになります。削減ポイントに気が付き始めると、他の支出についても同じように見ていけるようになりますから、家計全体が引き締まってくる可能性が大いにあるのです。

[PR]電気代や通信費、毎月の出費だからこそ見直す価値あり!手間なく、すぐにできる改善方法はコチラ