はじめに

メンターを作ってみることもおすすめ

そのほか、夫をメンター(助言者)にして、支出を見てもらうことも、支出を抑える助けになるかもしれません。家計はご夫婦で共有されているでしょうか。できていなければ、その共有を進めることでもよいと思います。

家計簿を見せる、月に一度お金の話をするなどで、家計を共有すると、ムダ支出を見つけやすくなります。また、毎月というスパンではなく、日々の支出を確認しあうために、家計簿アプリの共有アカウントを作り、支出を見てもらう、共有口座が持てるプリペイドカードを作り、リアルタイムで支出を共有するという方法もあります。

ほか、コミュニケーションアプリで家計用のルームを作り、支出ごとに報告し合うことでも、「相手が見ているから、おかしな支出はできない」という意識が生まれるようです。

これらの方法は、当社に来る相談者様が実践していることです。それなりに成果を上げていますから、相談者様も工夫しながら夫に支出状況を共有してもらい、支出のブレーキがかかるようにすると、よいのではないかと思います。

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