はじめに

なぜ、毎日の作業が必要なのか?

「なぜ、毎日の作業が必要なのか?」について、何となくでもイメージがわくほうがよいと思い、たとえ話をしてみます。

あなたがお店を出すと決意したとします。あなたご自身がお店のオーナーで、お店に立つのもあなたご自身で始めるお店です。

そのお店にどんな商品を並べるのか? どう並べるのか? いつ並べるのか? お店を何時から何時まで開けておくのか? どんなお客様を呼び込みたいのか?

これらを決める権利があるのも、決める義務があるのも、あなた自身です。でも、決めただけで何も行動しなければ、いつまで経ってもお店はオープンできないし、お金が入ってくることもありません。

では、お店のオープンまではこぎつけたとしましょう。でも、気分が乗ったときだけお店を開ける方式で運営していたら? そのうち倒産してしまいますよね? これも当然です。

そんな状態でお店が潰れてしまったら、誰の責任ですか? 「あなた自身」ですよね?

逆に、毎日がんばり続けて、少しずつでもお客様が増えていったら、お店の売上もどんどん上がるし、誰かを雇う余裕も出てくるでしょう。大成功して、2つ目、3つ目のお店も作れるかもしれません。

この成功は誰のものでしょうか。これも「あなた自身」です。

実店舗を持つビジネスなら始めるためにも大金が必要ですが、アフィリエイトはそれが必要ない世界です。ただ、こうした商いの基本はアフィリエイトビジネスとも共通していますから、アフィリエイトビジネスでもお店の商いと同じ覚悟を持つべきだということです。

あなたのアフィリエイトビジネスでは、「あなたがボスでもあり部下でもあり」ます。あなたが1人2役ですから、ボスの成功は部下の成功ですし、部下の成功もボスのもの。逆にボスの失敗は部下の失敗だし、部下の失敗はボスのものでもある。

作業しなければお金にはならないし、作業しても失敗することはある。でも作業し続けて成功したら、報酬は全部あなたのもの、ということです。

著者プロフィール
Teresa さくまかずこ(てれさ さくまかずこ)
1966年4月生まれ。大学卒業後、営業職、為替ブローカー(外国為替取引仲介)、FXディーラー、シンガポールが本社の金融IT会社の東京支店長を経て2009年に部下と独立し起業。会社を設立した最大の理由が「雇われの身からの脱却」。
しかし、とにかく自分たちの法人を立ち上げることだけが目的になってしまっていたため、何を生業とするかも曖昧にしたまま起業した結果、最初からネットビジネス詐欺に遭遇してしまう。巨大掲示板サイトで同じ詐欺に遭った人を見つけて話しているうちに、当時流行していた「携帯サイトアフィリエイト」ビジネスを知る。成功への近道は成功している人に教えてもらうことと考え、アフィリエイト講座で数年学び、2013年に携帯サイトアフィリエイトスクールを開講。以降、有料講座、無料講座を合わせて延べ5000名を指南し、今に至る。
「定年後からアフィリエイトを始めて月40万~50万円を稼げるようになった」「60代後半からアフィリエイトをはじめて月30万円を稼げるようになった」「副業アフィリエイトから専業アフィリエイトに転向して平均日給2万円以上、年末案件では1サイトで300万円以上稼いだ」など、うれしい報告が絶えない。

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(この記事は日本実業出版社からの転載です)

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