突然ですが、あなたは今、頭の中に“よはく”は残っていますか? いっぱいいっぱいで押しつぶされそうになってはいませんか?
私たちの日常は、時代の進化とともに忙しくなってきました。仕事と家庭の両方に気を配り、会社では忙しいのに「残業はするな!」と言われ、一方で「もっとスピードを!」と加速することを要求されます。一息つこうと思ったら、スマホから湧き出てくる情報に、頭の中が支配されるような感覚に陥ることも……。
放っておくと、落ち着いて自分自身のことについて考えを巡らせることができなくなったり、本当に大切なことに集中できなくなったりするほど、ノイズに振り回されてしまう厳しい時代になりました。
私たちから余裕を奪うものは一体何なのでしょうか。20年以上にわたり、「思考の整理家®」という肩書でコンサルティングや講演を行ってきた鈴木進介氏にその正体を伺いました。
※本稿は『本当に大切なことに集中するための 頭の“よはく”のつくり方』(鈴木進介 著)を一部抜粋・再編集しています。