はじめに
徹底比較!買い切りとサブスクでのコストはどちらがお得?
では、実際に買い切りとサブスクでのコストを比較してみましょう。今回は「PLUSY」に掲載の4Kテレビと同型の新品を家電量販店で購入した場合の比較例を元に算出しました。
上表から、テレビを購入した場合とサブスクの契約期間(1年〜5年)に応じて課金される合計額はほぼ同じであることが分かります。ただし、サブスクの契約満了後のコストについても確認しておく必要があります。
サブスク契約満了後の選択肢とコストを確認
サブスクの契約満了後は、以下の4択になり、選択によりかかるコストも変わります。
・契約満了
商品を返却し、テレビの回収を依頼します。その際、回収費用は発生しません。
・レンタル延長
契約満了前の月額料金から割引の上、期間延長(1年ごとに自動延長)が可能です。前述のテレビであれば、月額1300円で最大契約期間10年までの契約が可能です。具体的には、1年延長で年間1万5600円の費用がかかることになります。
・新商品への乗り換え
新たなテレビの利用申し込みを行うことで実質上、商品の交換をすることになります。その際は新商品の月額料金に初期費用として配送料がかかります。なお、旧テレビの回収費用は発生しません。
・商品の買い取り
契約期間に応じて買い取り料金が決められています。前述のテレビを5年契約満了後に買い取る場合は、(最大契約期間(10年=120月)−トータル契約月数(5年=60月))×350円で算出を行い、2万1000円になります。
以上から、5年を超えてサブスク利用する場合は選択肢に応じたコストが発生します。「買い切り」に軍配が上がることは明白です。