はじめに

夏に大活躍の扇風機。最近では高機能化も進んでいて、空気清浄機能がついたものもなど、その種類もさまざまです。ですが、使い方によっては扇風機ではなく、サーキュレーターを選んだほうがいい場面もあります。

扇風機もサーキュレーターもシーンを選んで使えば、どちらも暑さ対策の強い味方になってくれるでしょう。


そもそも扇風機とサーキュレーターの違いとは?

扇風機は身体へ直接的に風を当てて周囲の空気を動かします。このとき身体の熱は水分とともに蒸発するので肌の表面温度が下がって涼しく感じます。うちわを扇いで涼しさを感じることと似ています。比較的、広範囲に風を送ることができるため、熱を帯びた身体を冷ましたい場合に使いやすいです。

一方のサーキュレーターは、空気を循環させることに特化しており、冷たい空気や暖かい空気を効率よく動かせます。扇風機と違って、人体へ風を当てて涼しく感じるための製品ではありません。

エアコンと併用すれば冷房も効果的に

冷たい空気は足元へ、暖かい空気は天井へ停滞する傾向にあります。サーキュレーターを使うことで室内の空気が循環されるので、冷房運転であれば設定温度を下げることにつながります。省エネ効果を向上させることも期待できます。

サーキュレーターはエアコンを背にして配置させると良いでしょう。サーキュレーターで遠くまで冷風を届けてあげましょう。

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