はじめに

デュアルSIMって何?

近年のスマホにはSIMを2つ設定できる「デュアルSIM」対応モデルもあります。SIMカードとeSIMとのデュアルになっているモデルもあり、素早く追加できる2回線目としてeSIMとの相性も抜群です。

1台のスマホに2回線を備えておくことで、電話は回線が安いキャリア、通信は通信料が安いキャリアと分けて使えばお得になる可能性があります。また、通信障害で特定のキャリアでの通信ができなくなった場合でも、逃げ道として利用できるのも安心できます。こうしたデュアルSIMの2回線目として、素早く追加できるeSIMの即応性の高さは魅力的です。

なお、デュアルSIMの待受・通信方式は複数あります。近年のモデルでは「DSDS(もしくはDSDV)」対応モデルが増えています。特徴は以下です。
・DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)/DSDS(デュアルSIMデュアルVoLTE)
1.2回線のSIM、どちらの電話番号に着信があっても電話を受けることが可能
2.片方のSIMでデータ通信を行っている間にもう片方のSIMで着信を受けられる。
3.両方のSIMが4G(VoLTE)で利用できる(DSDV)

デュアルSIMを有効活用したい場合は、DSDS(もしくはDSDV)対応モデルを選ぶと良いでしょう。

まとめ

eSIMにはメリットだけでなくデメリットもありますが、外出をせずにすぐに契約・発行・利用できる通信方式として、eSIMは現代に求められるニーズにマッチしたサービスです。

店舗での手続きなどが不要になるので、eSIM対応スマホを持っているなら利用を検討するのも良いでしょう。もし、eSIM対応でないなら、次の機種変更ではeSIM対応スマホを選択肢に入れると、スマホの使い方の幅が広がります。

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