はじめに

9月第2週(9月5〜9日)の日経平均株価は前週末比564円高の2万8,214円75銭で終了、木曜日と金曜日で784円上昇しました。ニューヨーク株式市場がジャクソン会議以降軟調な相場が続いていましたが、ようやく反発し、日本市場においても好感されたようです。

最近の相場を見ていると、株価の上昇もまた下落も理由が後付けの印象で、先物市場の影響が大きいように感じています。それは東京証券取引所が公表する部門別売買状況を見ると一目瞭然です。


部門別売買状況とは

部門別売買状況とは、東京証券取引所が、個人・外国人・金融機関など、投資家ごとの売買動向をまとめたものです。 週間・月間・年間で集計を行っており、週間のものについては、原則翌週第4営業日に公表されています。

現物市場と先物市場で、海外投資家や個人投資家などが前週どのくらい売買したかが公表されます。

先週9月8日(木)に発表された、部門別売買状況を見ると、海外投資家が現物4,273億円売り越し、先物7,581億円売り越し、累計で1兆1,854億円を売り越した事が判明しました。対して個人投資家は現物 6911億円買い越し、先物1766億円買い越しで累計で8677億円買い越しとなっています。この8月第5週(8月29日〜9月2日)の日経平均株価は990円下落しました。

売り越しとは買い数量よりも売り数量のほうが多い状態のことで、買い越しは売り数量よりも買い数量のほうが多い状態となります。海外投資家の売りを個人投資が押し目買いしたように感じます。

今年4月からの部門別売買状況のデータを元に、海外投資家の動向と日経平均株価の動きを解説したいと思います。今年4月から東証が市場再編した為、それ以降の動きに注目しました。

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