はじめに

スマホ決済アプリを選ぶ際の2つの基準

スマホ決済アプリを選ぶ際には、「使える店が多いかどうか、生活圏で使えるのか」「普段から貯めているポイントと相性が良いか」の2つの基準を考えて選びましょう。

(1)使える店が多いかどうか、生活圏で使えるのか
スマホ決済アプリに対応する店舗はどんどん増えています。しかし、それでも「一部のスマホ決済アプリしか利用できない」といったことはあります。いくら還元率の高いスマホ決済アプリがあっても、使える店が少なければ宝の持ち腐れです。逆に、メルペイのように還元率0%のサービスであっても、普段からメルカリを多用しているならば売上をそのまま買い物に利用できるのは便利なはずです。スマホ決済アプリは、自分がよく行く店・生活圏で使えることを優先したほうがいいでしょう。

(2)普段から貯めているポイントと相性が良いか
たとえば楽天経済圏を普段から活用しているならば、スマホ決済も楽天ペイにすることで、楽天経済圏と同じ楽天ポイントが貯められます。d払いのdポイントやau PAYのPontaポイントなどでも同様です。ドコモを利用しているならばd払い、auを利用しているならばau PAYを選ぶ、といった具合です。さまざまな支払いで同じポイントを貯めるようにすれば、同じポイントを貯めやすくなります。ポイントを使うときにもまとめて使いやすくなります。

スマホ決済アプリごとにメリットが異なるからといって、たくさんのスマホ決済アプリを併用することはおすすめしません。ポイントが分散して貯まりにくくなりますし、お金の流れも見えにくくなってしまうからです。スマホ決済アプリは多くても2つまでに絞りましょう。

上記2つの基準を踏まえると、1つは使える店が多いPayPayがおすすめ。他のスマホ決済アプリは使えなくても「PayPayだけは使えます」という店舗はまだまだ多いからです。もう1つは、自分が普段から利用しているサービスと相性のいいものを選ぶといいでしょう。

加えて、冒頭で紹介した、他のスマホ決済アプリや銀行送金ができるようになるスマホ決済アプリだとより便利。「銀行送金ができるからこのスマホ決済が一番!」とまでは現状行きませんが、時代のニーズに合わせて対応するスマホ決済アプリは使い勝手が良いといえます。手数料など仕様の詳細発表はこれからですので、続報を待ちましょう。

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